オンライン英会話でTOEIC対策は可能?その効果を解説

オンライン英会話でTOEIC学習は可能?効果を解説

TOEIC受験者の最終目標は、TOEICスコアではなく、英会話だと思います。オンライン英会話レッスンを受講しつつそれがTOEIC対策にもなれば、一石二鳥ですよね。そこで本記事では、オンライン英会話はTOEIC対策に効果があるのかについてまとめました。

オンライン英会話はTOEICスコアアップに効果あり?

オンライン英会話はTOEICスコアアップに効果あり?

オンライン英会話レッスンの受講は、TOEICのスコアアップに効果が期待できます。なぜなら、オンライン英会話で身につけた語彙力やリスニング力は、そのままTOEICに活かせるからです。

オンライン英会話もTOEICも、広い意味で同じ英語学習です。どちらか一方で身につけたスキルや知識は、もう一方でも活かせます。

効果はあるが最善のTOEIC対策方法ではない

オンライン英会話は、TOEICスコアアップに効果が期待できますが、最善の方法ではありません。なぜなら、オンライン英会話で学んだ事全てが、TOEICのスコアアップに役立つわけではないからです。

逆もまた然りです。TOEICで学んだ事全てが、オンライン英会話の役に立つわけではありません。いくらTOEICでハイスコアを獲得しても、「英会話は全然できない」という方もたくさんいます。

オンライン英会話では主に以下のことが身につきます。

  • 英会話力
  • 英会話に対する慣れ
  • リスニング力

TOEICでは主に以下のことが身につきます。

  • 語彙力・文法力
  • 読解力
  • リスニング力

オンライン英会話とTOEICで、共通して鍛えられるスキルは少ないです。

オンライン英会話で英語学習をしつつ、TOEICのスコアアップも同時に目指すと、どっちつかずの中途半端な状態になってしまうかもしれません。

まずはTOEICのスコアアップを目指し、満足いくスコアを獲得できてから、オンライン英会話で英会話を学び始めることをおすすめします。

TOEIC対策で必要なこと

TOEIC対策で必要なこと

TOEICでスコアアップを目指すには、以下の3つのことが必要です。

  • 単語・文法
  • リーディング
  • リスニング

単語・文法

TOEICで最も大事なのは単語と文法です。いわゆる英語の基礎と言われる部分です。

TOEIC700点以上を取るためには、3000~4000語程度必要だと言われています。また、文法は高3レベルが必要です。

TOEIC対策でまずやるべきことが単語学習です。単語力をつけることで、文章の大まかな意味を掴むことができます。

TOEICは3〜4択のマークシート式の試験です。単語力をつけて文章の大まかな意味を掴めれば、選択肢を絞り込むことができ、正答率は大きくアップします。

次に勉強すべきことが文法です。文法力を身に付けることで、文章の細かい意味まで掴めます。単語力のみだと絞り込めなかった選択肢も、文法力が備わることで絞り込めるようになるでしょう。

リーディング

TOEICでは、リーディング問題が100問出題されます。TOEIC全7パートのうち、パート5〜7までがリーディングパートです。

リーディングパートでは、文章穴埋め問題や長文問題が出題されます。リーディングでは、単語や文法に基づいて文章を正確に読み取る力と、文章を早く読む力が必要です。

問題を素早く正確に解くためには、特に文章を早く読む力を身に付けることが大切です。

リスニング

TOEICでは、リスニング問題もリーディングと同様に、100問出題されます。パート1〜4がリスニングパートです。

リスニングパートでは、写真を正確に表す一文を選択する問題や、会話を聞いて答える問題などが出題されます。

TOEICのリスニングでは、正確に音声を聞き取る力と一度聞き取った内容を、一時的に頭の中に保管しておく力が必要です。

正確に音声を聞き取るには、単語力や文法力はもちろん、ディクテーションやシャドーイングといった勉強方法が最適です。

オンライン英会話で身につくこと

オンライン英会話で身につくこと

オンライン英会話では、以下3つのことが身につきます。

  • 瞬時に発話する能力
  • リスニング力
  • 英語でのコミュニケーションに対する耐性

瞬時に発話する能力

オンライン英会話では、瞬時に発話する能力が身につきます。なぜなら、会話をしていくなかで、相手の言葉に対してすぐに反応しなければならないからです。

オンライン英会話を続けることで、日本語→英語の思考速度が速くなったり、日本語を介さずに英語で考えられるようになったりします。

リスニング力

オンライン英会話では、相手が言っていることを正確に聞き取って、それに対して返答しなければなりません。よってリスニング力が身につきます。ただ正確に音を聞き取るだけでなく、文脈や文の抑揚から意味を予測する力も身につくでしょう。

また、オンライン英会話の講師は、多国籍の場合が多いです。そのため、必ずしも毎回ネイティブスピーカーとレッスンができるというわけではありません。アメリカ人が話す英語、オーストラリア人が話す英語、フィリピン人が話す英語は、それぞれ異なります。

英語話者の人口は、ネイティブスピーカーよりも非ネイティブスピーカーの方が多いです。英語を使って仕事や何かをするとき、相手がネイティブスピーカーである割合はそこまで高くありません。

オンライン英会話でさまざまなアクセントや訛りを持つ英語に触れ、聞き取れるようになることで、将来的にも役に立つでしょう。

英語でのコミュニケーションに対する耐性

オンライン英会話でレッスンを受けることで、英語でのコミュニケーションに対する耐性がつきます。特に日本人は、英語で話すことに対する抵抗があります。「見えない壁のようなものがあり、恥ずかしくて、拙い英語を話す気になれない」という人もいるでしょう。

しかしオンライン英会話では、基本的にはマンツーマンで講師と英会話レッスンをします。つまり、必然的に英会話をせざるを得ない環境に身を置くことができるのです。

何度もレッスンを受講していくうちに英会話に対する耐性がつき、決して完璧ではなくても、自信を持って英会話ができるようになるでしょう。

TOEICスコアをあげたいのならオンライン英会話の受講は控えるべき

TOEICスコアをあげたいのならオンライン英会話の受講は控えるべき

TOEICスコアのアップを第一優先に考えるなら、オンライン英会話の受講は控えることをおすすめします。その理由は以下の通りです。

TOEICには膨大なインプットが不可欠

TOEICには膨大なインプットが不可欠です。単語や熟語などの語彙力、リーディング力、リスニング力などの力をつけるためには、インプットが欠かせません。

しかし、オンライン英会話はどちらかといえば、アウトプット中心の英語学習です。言いたいことをどれだけ速く正確に英語で表現して、会話ができるようになるかを鍛えます。

TOEICでインプットしたことは、必ず英会話でも役立ちます。なぜなら、アウトプットはインプットがなければ成立しないからです。

空っぽの状態でアウトプットすることはできませんよね。できたとしても数少ない語彙力でアウトプットすることになるので、表現の幅が広がりません。簡単な単語のみを用いた幼稚な会話になってしまうでしょう。

まずはどちらかに注力すべき

英語に関する十分なインプットができている自信があれば、オンライン英会話を受講しつつTOEICを受験してもいいでしょう。しかし、インプットに関して自信がなければ、まずはインプットを徹底してTOEICスコアを上げることを考えましょう。

一番ダメなのは、どちらも中途半端に手をつけてしまい、どちらも失敗することです。

英会話力も身につかず、TOEICスコアも上がらなければ、今後の英語学習に対するモチベーションも失われてしまうでしょう。

まずはオンライン英会話かTOEIC、自分が注力する方を選んでみてください。

英会話習得とTOEICスコアアップは分けて考えよう!

英会話習得とTOEICスコアアップは分けて考えよう!

英会話ができるからといって、高いTOEICスコアが取れるわけではありません。反対に、高いTOEICスコアが取れるからといって、英会話ができるわけでもありません。

もちろん英会話を学ぶことで、TOEICに対して多少のプラスにはなります。逆もまた然りです。しかし、オンライン英会話とTOEICでは、学べることや必要なことの共通点が少ないです。

まずはどちらかに特化して学習することをおすすめします。

ENGLISH MEDIA 編集部

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